国からの承認を受けていない新型コロナウイルスの抗原検査キットを感染の有無が判定できると表記し無断販売したとして通信販売会社(京都市)に勤務する井筒雅俊容疑者(39)と社員の稲村知香容疑者(30)が逮捕されました。
井筒雅俊容疑者と稲村知香容疑者の顔画像とSNSに押収品画像とネットの反応を調べました。
事件内容
国の承認がない新型コロナウィルスの抗原検査キットを効果があるかのように宣伝し無許可で販売したとして、男女2人が逮捕されました。
医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市にある通信販売会社の役員・井筒雅俊容疑者(39)と社員の稲村知香容疑者(30)です。
警察によりますと、2人は国に承認されていない新型コロナの抗原検査キットを通販サイトで「感染の有無が判定できる」などと表示し、無許可で販売した疑いがもたれていて、いずれも容疑を認めているということです。
警察が民間機関に委託して調べたところ、このキットでウイルスを検出できる性能は承認されたものの264分の1ほどでした。
厚労省は27日、承認された15製品について薬局での販売を認めたばかりで、未承認の抗原検査キットで販売業者が摘発されるのは全国で初めてです。
コロナウイルスの検出性能が264分の1はヒドイですね。
ほとんどの場合が陰性になると報道しているところもありました。
そんな性能の商品を約2300個販売した疑いがあるそうです。
この検査キットを使って結果が陰性だったからと、安心して外出すると反対に感染拡大しますね。
やはり安ければいいというものでは無く、検査性能がいいから買わないと意味がありません。
承認された製品は15製品あるそうですので、承認された抗原キットを購入しましょう。
逮捕された二人は容疑を認めているようです。
知識が無かったから販売したのか、利益が欲しかったから販売したのかは分かりませんが、消費者としたら性能の低い商品を買わされても意味がないです。
今後どのような対応になるのか分かりませんが、しっかりと反省をして欲しいですね。
また、販売した会社は購入者への説明と返金対応をしてあげて欲しいと思います。
押収品画像
新型コロナウイルスに感染しているのか、説明書に従って検査していくようですね。
ただ、検査制度があまりに低いのに、検査キット事態が数千円もするなんてヒドイ話ですね。
この検査キットは中国製だそうで、何で見つけて輸入したのでしょうか。
何の根拠があって販売をしたのか、販売会社は説明をして欲しいと思います。
井筒容疑者と稲村容疑者の顔画像
井筒容疑者の顔画像については上着を頭からかぶっていて分かりませんでした。
稲村容疑者はマスクをしている為、顔全体は分かりませんが報道されていました。
前髪パッツンが印象的ですね。
どのような経緯で販売に至ったのか、きちんと説明をして欲しいと思います。
年齢的にもまだ働き盛りですので、今回の事でしっかりと反省して欲しいと思います。
井筒容疑者のSNS
Facebookにて「井筒雅俊」で検索をしました。
1件の同姓同名アカウントがヒットし、株式会社コギト 取締役 事業推進部 部長との肩書がありました。
ただ、居住地が荒川区となっていることや年齢の情報が無く、本人と断定はできませんでした。
気になる人の為に、検索結果のリンクのみ作成しておきます。
→ 検索結果 ←
インスタグラムでも同様に検索をしましたが、一致するアカウントがありませんでした。
稲村容疑者のSNS
Facebookにて「稲村知香」で検索をしました。
いくつかのアカウントがヒットしましたが、アカウント情報が少なく本人と特定できるアカウントはありませんでした。
インスタグラムでも検索をしてみましたが、Facebookと同様にアカウントの情報が少なく、本人と特定できるアカウントは発見できませんでした。
稲村容疑者はあまりSNSを使用していないのかもしれませんね。
ネットの反応
世界中の検査キットの精度リスト作ってほしいわ。
米アボット製キットがよいとか、英国では無料配布しているキットがあるとかいうけど、日本が承認しているキットの精度はどれほどのものだろうか。とのコメントがありました。
確かに、新型コロナウイルス関連の商品の精度はよくわかりませんよね。
だからこそ認可された商品を使うことが安心に繋がるのではないでしょうか。
今後は医療機関や薬局などで購入できるようですので、承認された物を使いましょう。
ネットやドラッグストアで販売されているいわゆる研究用試薬のキットは、海外では医療用承認を受けているものが多かったが、これはどこの承認も受けていないものだったのかな?
264分の1ってどういう計算なんだろう…とのコメントがありました。
264分の1って確率はよくわかりませんが、とても少ない印象ですね。
怪しい商品に注意し、医療機関や薬局などで購入で購入しましょう。
まとめ
今回の事件は、国からの承認を受けていない新型コロナウイルスの抗原検査キットを「感染の有無が判定できる」などと表記して無断販売した医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕される事件でした。
検査キットは精度が大切だと思います。
承認された商品は医療機関や薬局などで購入できるようですので、承認された物を使いましょう。
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